忍者ブログ

夢と現と幻と

心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくる

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

日米首脳会談終了

2013年22日昼(日本時間23日未明)の日米首脳会談については,色々な意見がある.日本は冷たくあしらわれた,とする論評もあるが,概ね成功だったのではないか.
安倍首相は,できることはできるように,困難な事は,難しいと伝えたに違いない.
国益を捨て,米国にすり寄り,歓待してもらった隣国の大統領とは違い,実務的で,信頼感があり,タフなnegotiatorとオバマには映ったのであろう.
アメリカも実務的に応じたと考えている.
日本に取って,総理大臣が歓待されるときと言うのは,小泉純一郎のように,アメリカの要求丸呑みの時である.

もっと複雑なことに対するアメリカの反応を探っていた可能性がある.憲法改正,北方領土,非核三原則の廃止,もしかしたら核武装について,とか.

日本がもはや普通の国に戻っていく路線に乗ったことは間違いない.
やっと戦後が終わるのである.
反日,GHQがその種をまいた日教組に教育を受けた左翼的思想の団塊の世代がもう少しで一線を退く.
日本は日本人の国であることを意識する人が多くなるはずである.平和主義を唱えれば,全てが許され,丸く収まるという,お花畑思想が根本的に廃れるのである.

それにしても,今の自民党はこれまでの所良くやっている.常識的で実務能力が高い.
これは,三年余りの野党時代の研鑚の賜であろう.思うに,谷垣総裁の頃に,妙な考えの人間が自民党から離れた御陰ではないか.谷垣総裁,良い仕事をなさいました.

TPPは参加しないが最良の選択である.しかし,アメリカをなだめながらやっていかなければ,まだ丸腰の日本は独り立ちできない.そのためには多少の譲歩をせざるを得ない部分がある.
TPP他,これまでのアメリカの要求に泣いてきた日本であるが,その頸木からから逃れるためには,軍事力の増強が必要である.chinaに優越する力を得ることが,真の独立の秋であろう.

PR