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夢と現と幻と

心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくる

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再開します

以前,放置していたブログを再開し,また暫く,書いてみようかと思う.
内容は,何でも,関心のある事を書き付けておきたい.
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卑下する

”卑下する”と言う言葉は,昔,自分のことをへりくだる場合にのみ使う言葉であると習ったし,辞書にもそのように書いてあったと記憶している.
しかし,最近のネットでは,特に半島からの翻訳記事で,”日本が,韓国を卑下するとはけしからん”というような”他人を見下す”という意味で使ってある.
言語は変化するものであるが,このような状況で変化させられるのは,うれしいことではないな.

元気出せ,日本

2013年5月23日は,アベノミクスによる株価上昇中に,一転として暴落が起きた.
25日移動平均線からの乖離も大きくなっていたので,まあそろそろ,そんな時期だったのであろう.
翌日の値幅も1000円超えであった.

間近のCME日経225チャート 円建て(Globex)は,14300円あたりにいる.16000円近くから1700円ほど下落したことになる.
今年は1月が10000万円台であり,16000円手前で躓いた所である.1986年は,1月が13000円台である.そして,15966円で躓いているのである.1000円ほど下落している.上昇のスピードが速かったのも同様である.1986年はその後,上昇スピードを低下させたが,上昇が続いている.
今回も,7月には16000円を超えて行くであろう.
何故そうなのかと,言われれば,アベノミクスが変更されていないから.そして,まだまだ,始まったばかりだから.

1929年のアメリカからの大恐慌ですが,ダウが暴落前の値に戻るのに25年かかりました.
日本は1990年からだらだらと下げ始めましたが,それから,現在2013年で24年目に当たります.
日本の金融政策は大転換しましたから,これをきっかけにした株価上昇は,時代の転換点になるはずです.

2-3年で38957円を超えてくるのではないでしょうか.

海賊とよばれた男

『海賊とよばれた男』を読んだ.出光興産の創業者,出光佐三の生き様が清々しく,感動的であった.

自由貿易の名の下に多国籍企業の利益を最大化するために仕組まれた,TPPについて,佐三は何と言うであろうか.
国民と国があっての企業,という時代は過ぎ去った.
USAの国民もTPPに大きな危惧を抱いている.
http://www.youtube.com/watch?v=oPo8SOD9ig8

自由で公平な商いを求めた佐三のような実業家と,時に現れる国を思う志高き官僚が,現在の日本にも残っていることを望むばかりである.99%の凡人が流されそうになっても,本質を見抜く1%の志高きエリートがいれば,国は救われるのであるが,我が国にその1%が残っているであろうか.

日米首脳会談終了

2013年22日昼(日本時間23日未明)の日米首脳会談については,色々な意見がある.日本は冷たくあしらわれた,とする論評もあるが,概ね成功だったのではないか.
安倍首相は,できることはできるように,困難な事は,難しいと伝えたに違いない.
国益を捨て,米国にすり寄り,歓待してもらった隣国の大統領とは違い,実務的で,信頼感があり,タフなnegotiatorとオバマには映ったのであろう.
アメリカも実務的に応じたと考えている.
日本に取って,総理大臣が歓待されるときと言うのは,小泉純一郎のように,アメリカの要求丸呑みの時である.

もっと複雑なことに対するアメリカの反応を探っていた可能性がある.憲法改正,北方領土,非核三原則の廃止,もしかしたら核武装について,とか.

日本がもはや普通の国に戻っていく路線に乗ったことは間違いない.
やっと戦後が終わるのである.
反日,GHQがその種をまいた日教組に教育を受けた左翼的思想の団塊の世代がもう少しで一線を退く.
日本は日本人の国であることを意識する人が多くなるはずである.平和主義を唱えれば,全てが許され,丸く収まるという,お花畑思想が根本的に廃れるのである.

それにしても,今の自民党はこれまでの所良くやっている.常識的で実務能力が高い.
これは,三年余りの野党時代の研鑚の賜であろう.思うに,谷垣総裁の頃に,妙な考えの人間が自民党から離れた御陰ではないか.谷垣総裁,良い仕事をなさいました.

TPPは参加しないが最良の選択である.しかし,アメリカをなだめながらやっていかなければ,まだ丸腰の日本は独り立ちできない.そのためには多少の譲歩をせざるを得ない部分がある.
TPP他,これまでのアメリカの要求に泣いてきた日本であるが,その頸木からから逃れるためには,軍事力の増強が必要である.chinaに優越する力を得ることが,真の独立の秋であろう.

のぼうの城

今年2つめの映画を見てきた.レ・ミゼラブルを見に行くつもりであったが,上映時刻がスケジュールに合わなかったことと,映画検索していたところ,のぼうの城がおもしろそうであったため,こちらにした.
結構おもしろかった.籠城の話だが,討ち死にでないため,年始に見るには,よかった.弱者が頑張る姿は痛快ではあるが,非常に危険な綱渡りである.映画を見ながら,忍城が現在の日本の姿と重なって見えた.
大きな2つの勢力に影響され,どちらに付くか,どの様に振る舞うかが大きな思案どころである.
今年ぐらい,正念場であろう.

スカイフォール

映画を見てきた.
ダニエル・クレイグが演じる007 スカイフォール Skyfallである.映画館に行く途中に意味は何だろうと話した.
空から落ちる,つまり落下することか.
空が落ちてくる,つまり,大変な事みたいな意味か.チキン・リトル(Chicken Little)みたいに.

映画では,ボンドが落下していた.そして,敵を迎え撃つジェームズの育った場所の名がSkyfallであった.
帰ってきてインターネットで調べると,「天が落ちようとも(この世が終ろうともの意)正義を成就させよ」とのラテン語の格言があるそうな.
fiat justita ruat caelum, a legal phrase that means "justice must be done, even if it means the sky falls"
他に,
lot of rain (and probably second name for London)
name of the operationでSkyfall sounds similar to Thunderball and this may not be a coincidence.
などがあった.

いずれにせよ,ボンドが時代遅れの年寄りスパイで,既に役立たずになっている,また,現代の民主主義の情報公開の中で,スパイの活動を古くさいものであるとする社会は諜報機関は必要ないと見なしている,との設定である.しかし,その時代遅れが,立派に機能することになる.
裏の世界に対応するためにMI6のような諜報機関が必要であるとの釈明を議会で行う場面があるが,その内容は,日本に向けた話のように思えた.
今回の007は,これまでと異り,ハッピーに終わったとは言い難い.問題提起の文学のようなできあがりである.これも高齢化社会の断面なのか,と思わされる次第であった.



インターネット利用

ねこねこブログさんのところに時々行きます.ウォーラステインの世界システム論を教えてくれたのは,彼でした.
うつ病で無職で生活が非常に貧困困窮しておられると書いてあります.
彼の取り上げるゲームやアニメにはなかなかついて行けませんが,彼のブログ内容には,宝があります.

12月7日は,以下のこと.
高所得層ほどインターネット利用率が多く,パソコンでインターネットを利用する.
http://nekodayo.livedoor.biz/archives/cat_2312.html
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/110518_1.pdf

”貧乏な人の多くはパソコンでも携帯でもインターネットを使わない、実際のインターネット利用者はお金持ちが多い(特にパソコンを使ったインターネット利用者が多い)という統計結果です…。インターネットとは「貧しい人は排除されているお金持ちの娯楽」なんですね…。”
と書かれています.

人間社会にとって,いや,人間だけではなく,生き物にとって,情報は重要である.人間社会にとっては,その重要度が増すため,金になるという一面がある.

ねこねこさんは
「僕は物凄くお金がなくて困り果てていて、それで、ネットに書くときは、僕と同じような極めて貧しい境遇にいる人に何か伝わればと思って書いていますが、ネットのメイン利用者層が高所得者層ということになると、貧しい人にネットを通してメッセージを伝えようとする毎日の懸命の努力は全くの徒労であったということが分かり、絶望的な気持ちです…。」とも書いていらっしゃる.

実際,高い次元での考察は,携帯やスマホでは難しいと思われる.このような格差は,世代を伝わるため,所得格差を固定化してしまう方向に作用する.

でも,ねこねこブログさんの書いたものは,多くの人を啓蒙していると思いますよ.





成功の種

今ここに一冊の本があり,題名は”思考は現実化する”というものである.
数年前に一度読んだ.その後,数人の人に勧めた.そして昨日から再び読みたくなりページをめくっている.

最近は,成功するための本がいくつも出ている.成功の定義にもよるが,それらの本の中には,レバレッジを効かせて資産運用をする事を中心に書かれたものが多数あり,それらの書物の著者は,先を見通し,社会の制度を上手く活用すべきであることが述べられている.代表は,”金持ち父さん貧乏父さん”であろうか.ロバート キヨサキ氏の著書を読んだ時,その内容に関して,「どこかで読んだ内容だな」と思った部分がある.正確な表現ではないかもしれないが,ロバート キヨサキ氏は,金持ちになることをイメージして金持ちのように考え,振る舞うことが大切であり,”自分には不可能だ”と考える事から脱却しなくてはならない,と述べている.

私が何冊かの成功本を読んだ時,「どこかで読んだ内容だな」と感じるのはまさしくこの「”自分には不可能だ”という固定観念を打破しなくてはならない」という部分である.これが全てに共通している根元的な部分のような気がする.ナポレオン・ヒルの”思考は現実化する”の中に書かれている最も重要なキモであると私は理解している.

ナポレオン・ヒルは,アメリカ合衆国ヴァージニア州南西部のブルーリッジ山脈にある小さな村で生まれたそうである.私は以前ヴァージニアに滞在したことがあり,ブルーリッジのシェナンドウ国立公園辺りを家族でドライブしたことがある.現在では,合衆国東部の豊かな自然を満喫出来る場所であろうが,彼が生まれた1883年当時の暮しは辛いものであったろうと容易に想像がつく.何故なら,T型フォードの生みの親であるフォードは,未だ世に出ていないのである.ドライブは無かった時代なのだ.ナポレオン・ヒルが鉄鋼王アンドリュー・カーネギーに「今後成功する人物」としてはじめて紹介されたのがヘンリーフォードなのだから.

1908年、25歳のナポレオン・ヒルが73歳の成功者アンドリュー・カーネギーに出会った事が全ての始まりである.カーネギーがナポレオン・ヒルを通して残した精神的な遺業が”成功の秘訣の体系化”であり,その案内本が”思考は現実化する”である.
はじめは軽い気持ちで一読することをお勧めする.収集されたエピソードは読んでいて楽しい.何か事業をやろうとする人には特に有用と思われる.そして,元気の出る本である.

ウイグルの王族の女

日経新聞に連載されている堺屋太一氏の”世界を創った男 チンギス・ハン”では西夏と言う西域の国が攻められる.西夏ときくと,井上靖の『敦煌』を思い出す.たぶん高校一年の夏休みの読書課題が『敦煌』であった.敦煌・莫高窟(ばっこうくつ)に経典が出たことを踏まえて,その当時の西域の政情背景を小説化したものであったと思う.しかし,高校一年の私には,ウイグルの王族の女のことが最も印象深かったのを覚えている.

主人公,超行徳は官吏登用の試験に落ちて兵士となって西域向かう.宋の時代(北宋960~1127年),砂漠の中の交易都市を守る側の超行徳とこれを攻める騎馬民族のチベット系のタングート西夏(1038~1227年)の戦いである.貧弱な騎兵しか持たない漢民族の騎兵は,日露戦争で秋山好古の採った拠点防御方式のような守備をせざるを得ない訳で,砂漠では徐々に壊滅していく.結局は新興勢力西夏が勝つわけである.
この後,世界を創った男(モンゴル1206年~)とその末裔は西夏,金(女真1115年~1234年)を滅ぼし世界帝国を創る.

国や民族が興隆する理由は何であろうか.時代に合ったシステムを持っていることが大事なのか.
指導者が優秀だったのか.人口が増えたからなのか,経済が繁栄したからなのか,武力が秀でていたからなのか.
現今日本を思うと,何れの項目も当てはまらないのが寂しい.

認識の地平の晴れ上がり

生まれて初めて記憶が残っているのは何歳頃からだろうか. 自分では,かすかに残っている記憶は2歳ころのもののようである. それこそ,夢のような記憶である. 子供が世間を認識し,記憶に残せるようになる時期には多少の違いがあるようだ. これが早く,しっかりしている子が,小さい頃から賢い子,と呼ばれるのかもしれない.しかし,この能力は,早く開花したからといって,以後も続くとは限らない. 生き物が生きていく上では賢いことは危険を避けるために大事だが,病気をしないことも重要である.長生きの両親からは生まれた子は長生きの可能性が高いらしい.私の身体の遺伝子は,病気をしないことに関しては,現在までそこそこの品質を示しているが,長生きにはあまり適していないのではないかと思っている.
ある年齢の人があと何年生きるかを平均余命といい,0歳児の平均余命がその集団の平均寿命であると習った.平均寿命は文字通り平均であるから,長生きする人も短命な人もいる. 乳幼児期を通過する時の死亡率が平均寿命に大きな影響を与えているのは周知の事実だ. 最近は少年の犯罪が多発しているが,少年から大人になる時期も危うい時期である. 私はあまり無茶をする方ではないと思っているが,自分のその頃を思い出してみると,やはり危うい事が数回あった.今でも思い出すと汗が出てくる. この時期の危うさは,昆虫の羽化するに似たところがある.小さな疵でも,羽化の進行を止めてしまい,個体を死に至らしめることがある.死なないまでも一生引きずらなくてはならない大きな障害が残る場合もある. あの頃は今と比べ,記憶力は良かったが,経験と洞察力が足りなかった.あの頃は,瞬発力はあったが,跳ぶ前に考えなかった.

始まり

仕事をしていても,新聞を読んでも,ニュースを見ても,言いたいことはたくさんある.よし,ブログにちょっと書いてやろうかと一瞬思う.しかし,ひとたび書こうとコンピュータに向かってしまうと,もういけない.
何故だろうか.あんな事もこんな事も題材にしたいと考えるが,いよいよキーを打とうとすると書けない.しかし,いっそ止めてしまおうとすると物足りない.

前途多難かもしれない.もしかするとblogなんか書くのは暇人か?
やっぱり人生の時間の無駄遣いかもしれない.人一倍仕事が遅いくせに,やりたいことはたくさんあるんだろ.
ブログなんかいじるより建設的な仕事があるはずだ.
いやいや,取り組む姿勢が間違っているのかもしれんぞ.
そーだ.これは,break timeだ.気負うことはない.
人が読みに来るなんて思うからいけないんだ.webに残した私のlogなのだから...
これは自己満足の世界なんだ.

今日はこの辺で止めるべきだ.スイミングも長く続けるコツは,”もう少し泳ぎたいな,”ってくらいで終わりにすることだ.
と誰か言ってたな.

夢か現か

先日夢を見た. 眠っているときに見る夢のことである. 
私は日常的に頭の中が夢で満ちているためか,最近は眠っているときに時にあまり夢を見なくなったようだ. 
実際のところは記憶力が悪いためか,夢を見ても目覚めたときには覚えていないのである. しかし,先日の夢は,目覚めたときに夢か現か,判らなくなるほどであった.

ところで,世の中には,覚醒しているのに,犯罪を犯し,挙げ句の果てに,心神喪失とか心神耗弱とか,都合のいい言葉で責任能力がないと主張する輩がいる.
弁護人も心神喪失や心神耗弱を錦の御旗のように奉り,無罪を主張したりする.

私に言わせれば,そんなものは認められない.
まず第一に,犯罪を犯した後,拘留中に心神耗弱や心神喪失になったからといって,免責を要求したりするのは弁護士の認識が社会の良識と解離していると言わざるを得ない.
仮に,犯罪を犯した時点で,その者が心神喪失であったと主張するならば,その者は少なくとも病院内管理とし,生涯外に出さないように願いたい. 心神喪失になって犯罪を犯す人物と同席するのは嫌である. 
それに大体,精神鑑定なるものが信用できるのか. 私はある程度の知識と経験があれば,鑑定医を欺くことはそれほど困難ではないと思っている. 電機脳生理学的検査機器も人間の精神を測ることに成功してはいない. 昔から使われてきた脳波検査の存在意義は,現在ではてんかんの補助診断ぐらいであると理解しているが,これも精神状態を解析しているわけではない.
脳波と言えば,昔の実習を思い出す.
眠った人の脳波を記録すると,睡眠中にもかかわらず,脳波が活動的になる時間帯がある.この時,眼球が結構速く動いており,急速眼球運動(Rapid Eye Movement - REM)と呼ばれる.よって,この時の睡眠をレム睡眠という.レム睡眠中は夢を見ていると言われている.レム睡眠は記憶を定着させるための脳の活動であるとも考えられ,学習能力の高い若年者では長くなる.
私が睡眠中に夢を見なくなったのは,記憶力が衰え,学習能力が下がったと言うことの裏返しであるわけだが, 先日の現(うつつ)のような夢を見る力はまだ少し残っているようだ.

ブログ開始のきっかけ

なんと言っても,昨日から今日にかけては,竹島問題が気になった.
インターネットの時代になり,ホームページやブログから得られる情報が多くなると,今まで知る由のなかった事まで,ある意味,簡単に識りうるようになった.
竹島は日本の領土だと思っている私ではあるが,最近の韓国は大統領からして反日であるから,領土問題,国境問題が武力に及ぶ可能性がある.日本の将来を考えると,中国が大国になる前に東シナ海あたりの国境線は確定しておかないと,益々難しい事態になりそうである.
USAが最後は,韓国と日本をしかりつけて,折り合いが付いたとの噂もあるが,このままで落ち着くとは思えない.