私のような日々労働で生活の糧を得ている平凡な日本人にも分かる程,日本は非常な危機的状況にある.
国力が衰え,周辺国から侵略を受け,国家存亡の時機にさしかかっている.そんな事は無い,と反論する人々が未だにいるだろうが,そこが日本人の日本人らしさであり,どうしようもなく歯がゆいところである.
国家が滅びるとき,予想外の天変地異がまるで必然であったかのように訪れ,滅亡を早めるという.ここ20年,日本は経済が凋落し,政府の財政が悪化しているにもかかわらず,人々が栄光の余韻に浸っている間に,社会の中に半島系の勢力が蔓延ってしまった.棚上げにしていた領土問題については,韓国,中国が強硬に侵略を繰り返し,北方領土はほぼ返ってこない状況に追い込まれている.そこに東日本大震災である.
すべて,日本が弱ったからである.少なくともDNAに異質な部分がある人間集団において,戦いは人類誕生以来続いている.大航海時代もその時代のグローバリズムと言えるが,強いところが弱いところを支配し,滅亡させてきた.中国大陸でも同じ事が繰り返されてきたのである.
日本人は,時代が下り,近代から現代になり,人々から蛮行が消えてきたと考えている.暴力や侵略は無くなってきたと考える傾向がある.そんな事は無い.100年,3〜4世代でどれだけDNAが変わると言うのだ.人間の本質的な行動パターンを規定している脳の構造と機能がここ2,3千年で変化した証拠は何もない.あるとすれば,生きることに貧欲な,激しい性格の頭脳の持ち主が選抜されてきたという事だけである.
日本が昔,朝鮮半島に任那を持ち,朝鮮半島の一部を属領として支配していたが,たぶん,これは,朝鮮半島に攻め込んで支配したのではないと考えている.
本来,倭人(日本人の祖先)は,中国の南よりに住んでおり,海になじみのあった人々であったのだろう.戦いが好きではなく,どちらかというと,その頃に生きた人間の中では,穏やかな考えを持つ人々で,南下する大陸人の圧力に耐えかねて,朝鮮半島の南端,日本列島の九州,山陰へと逃れてきたものと考える.
だから,古来倭人の故郷は,長江下流,朝鮮半島南部,九州と移り変わってきたのである.つまり日本人は,大陸から追い出され,朝鮮半島も奪われ,今では日本列島を辛うじて住処となしているのでる.
日本人の持つDNAは,国際社会を生き抜くには,お人好し過ぎると考えるのが妥当である.
時々,猛々しい指導者が現れたとき,周辺に攻め込むが,その合い間に訪れる平和な時期の守りが弱い.
白村江で敗れ日本府が滅び,元に攻められた秋は神風に辛うじて守られ,秀吉が朝鮮に出兵しても目的は達せず,明治維新に成功した余勢で国土を広げても一瞬として日本列島に追い込まれたのが現実であろう.
日本人の引き継いでいる倭人の遺伝子は,厳しい時代を生き抜いてきた周辺諸国の人々が持つ遺伝子と比較して,生存競争に劣っていると考えられる.加えて,大東亜,太平洋戦争で負けたため,自虐史観と暴力忌避の教育を半世紀も受けてきて,お人好しのレベルに磨きがかかっている.
私の回りにも,”沖縄が侵略を受けることは絶対無い”とか”対馬を韓国が狙っているなんてことはあり得ない”と断言する30代が居る.いくら良い大学を出ていても,歴史と生物の本症を知らなすぎる.
約束の地を追われた民族は,2000年以上彷徨い続けている.クルドは統一政権を持てない.ティモールも昔のようにはなれない.
チベットは民族浄化で,そのうち固有のDNAを失うだろう.トルキスタンも東の行く末はかなり暗い.
パックス・ロマーナが終わるとき,大英帝国が凋落するとき,世の中は乱れている.覇権国家が経済的に疲弊し,軍事力を維持できなくなるとき,群雄割拠のやりたい放題の時代が来るのである.春秋戦国もそうである.日本の戦国時代もそうであった.今,世界的にパックス・アメリカーナが終焉を迎える.
中国のGDPがアメリカに迫るとき,赤色巨星が地球を飲み込むときが来るのである.
韓国ごときに金でマスメディアを操られ,反日左翼に政治を牛耳られ,身動きがとれない日本の行く末は,中国の属国である.
建設国債で,素早く東日本の復興をなすべきである.
日本に忠誠を誓わない外国人に日本国籍を与えるべきではない.
外国籍者への社会福祉は抑制すべきである.
外国籍者への優遇税制は廃止すべき.
スパイ防止法を制定すべし.
むやみなグローバリゼーションは止めるべきである.
少なくとも食糧自給率を落としてはならない.
関税自主権を放棄するような条約は,認めてはならない.
高齢者福祉を抑制すべきである.
医療費の窓口自己負担率を上げるべきである.その上で,高額医療の免除を行えばよい.
生活保護者の無制限の医療費無料も是正すべき.
自衛隊を日本国軍となすべきであり,その司法権を軍法会議に準ずる仕組みにすべきである.
赤字国債の償還をすべき,そのためにはある程度のインフレを生じる程度は通貨供給を行うべきであり,日銀による国債買い入れなどを,秘密裏に進めるべきである.